天国と地獄

津波の被害は想像を絶する甚大なもの。報道などもそちらに偏りがちだが、平穏無事に見える新興住宅地内にもこんな家があった。
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落ちた家自体にはそれほど損傷が見えないが、地盤の状態によっては、このようなことになる。両隣は危険のステッカーを貼られていたが、少し傾いた程度。そのさらに隣は人が生活していた。30メートルほどしか離れていなくても、まさに天国と地獄である。

これ以外にも、まだ避難作業中で写真を撮れなかったが、道路自体が道路の面影もないほどにぐちゃぐちゃになったところもあった。驚くのは、その一つ隣の通りにはひび割れ一つ入っていないということ。地元の人のはなしでは、昔の山の沢部分が崩れ去ったということらしい。通常では安定した地盤でも、何億年とかけて出来た地形と、人間が土を入れて造った地盤では、実は状態がまったく違うということを地震が教えてくれた。

わたしの理解力の問題かもしれないが、マスメディアなどの伝える情報からそのようなことは感じとれなかった。衝撃的な映像だけを流した方が注目を集められる。その垂れ流される映像を受け取るわれわれは、現実の全体的な実態とはかけ離れたイメージを頭の中につくってしまう。今回の被災地お見舞いツーリングで実際の現地を見て、つくづくそう感じた。
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また震度6強の余震があった、現地からの電話によると停電して、水道管が破裂して水が吹き出ている箇所もあるらしい。今朝テレビを久しぶりにつけてみると、何も報道されていない様だ。地震、津波に視聴者が飽きたら、もう用はないということだろう。

仙台東部の、津波被災地については、また後ほど。
by aero_boy | 2011-04-08 07:35 | 日常/ポタリング

MTBのことが多いですが,自作ものやDebianなども雑多に記録に残していくブログ


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