本因坊秀策記念館
春休み、しまなみ海道訪問の最大の目的地は、本因坊秀策記念館だった。
お城碁を打つ頃には、頭を丸めて坊主になっていたはずだが、祀られているのは神社。
瀬戸内海に浮かぶ島であり、さらにその島の中でも周りを小高い山に囲われた場所に彼は生まれた。訪問の当日も非常に良い天気だったこともあって、たしかにゆったりと、碁でも打ちたくなるような土地だと感じる。虎次郎、後の秀策はこの土地の裕福な農家に生まれ、おそらく名前からして次男。碁は幼い頃に母親から教わったそうで、虎次郎にもその母親にも、そのような時間的、心理的余裕のある環境だからこそ秀策が生まれたのだろうと、なんとなく必然を感じた。
by aero_boy | 2013-04-16 15:08 | 日常/ポタリング