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勢和多気2015ジュニアクラス

三重県の多気町にあるマウンテンバイクパークで行われたCJレースに参加してきました。

バイクは、炭素繊維ホイールDoCorsaNoveと倒立サスRS-1で固めた自組SCALE900SLです。
コースには世界のXCレースを意識した岩場や激下りが配置されており、はじめて試走した段階では「これはヤバイ」を連発していた。
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そこで心に余裕を少し与えていたのは、「ドロッパーあるから行けないことはないけど」という一言が表していたように、難所はドロッパーシートポストでサドルをいつでも下げられるということ。今回のレースは機材の威力も存分に発揮されたのではないだろうか。
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最初は少しビビリも入っていたが、レースに体力を温存するなんて全然考えせずに試走を繰り返すうちに「まあ行けるんじゃない?」に変わり、レース当日の最後の早朝試走では「もう怖いところはない」にまで意識が変わっていた。
合流したBG8の選手が撮ったコースビデオを何度も見てイメージを作ったのも大きかった。
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ダウンヒラーが設計したというこのコースでは、登りももちろん難所はあるが、下りでの技術が大きな要素だったことは間違いないだろう。「猪落とし」と名付けられたセクションがそれを一番物語る。
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斜度45度とコースレイアウト図には示されているが、瞬間的には60度ほどの斜度の部分もあるのではないだろうか?4足のイノシシでも転げ落ちるのだから、人間の私なら立つことすら困難。

が、落とし穴はこの箇所ではなく、直後に設けられた下りながらの右カーブのバンク部分だった。
激ドロップをクリアしたあと、曲がりきれず落車する選手が続出。文字通り体力を削られて後退してしまうのだ。

試走を繰り返して準備したからか、レースではすべての難所を楽しんで攻めることが出来たようである。
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2位の選手とは4分ほど空けられてしまったが、ユース全日本以来の3位入賞。
前半で早めに前の位置に出るのが今後の課題ですね。
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備忘録
RS-1 気圧:105psi
タイヤ:IKON 29x2.2 2.0気圧(路面ドライ)
チタンスポークテンション:固め(約110-120)
パワーバー:2,3周(4周中)

by aero_boy | 2015-10-07 07:09 | レースを楽しむ