カテゴリ:サスペンション( 12 )

倒立フロントサスペンション(Fサス)を、SCOTTのカーボンフレームバイクにインストールしてみた。
結論から先に言うと、値段は高めだが、それに見合う満足感は十分ありそうです。
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MTBのFサスは、下の写真のように、インナーチューブ(細い所)がヘッド近くの上の方にあるのが2015年現在まで主流なわけです。
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これに対して、RockShox RS-1はインナーチューブが下側にあり、逆さまなので、「倒立」というわけです。
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可動する部分の重量(バネした重量)が小さいほうが、動きが良くなるのは自明の理ですので、その意味では倒立Fサスの方が合理的です。質量の小さいほうが、同じ力にたいして加速度が大きくなるという物理学の第1法則ですね。まあ、これぐらいだと、そんな法則を持ちださなくても、感覚的にも定性的には理解しやすい範囲です。(じゃや、どれぐらい加速度が大きくなるんだ?という定量的な話になると、物理法則を用いなければならない)

従来のFサスの場合重たいアウター部分がホイールとともに上下に動くので、倒立にくらべると、その点不利です。なのになぜ従来は倒立じゃなかったかというと、RS-1のような構造はねじれ剛性を高めることが難しかったようです。
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いくら動きがいいと言っても、ねじれちゃダメですわね。

ところが、RS-1では、アッパー(アウター)部分をカーボンにして、なおかつ専用のスルーアクスルハブにすることでねじれを克服したという事です。

なおかつ、わずかな試乗でも体感できたのは、カーボンのアッパー部分の剛性からくる、気持ちのいいダイレクト感でした。まるで、Ninerのカーボンリジットフォークにサス機能が付いたみたいな感じです。
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もっともたわみ応力が加わるであろう、ヘッド直下の付近が柔らかく細い金属で構成されている従来サスと、その部分が太いカーボンで構成されている倒立サスでは、路面凹凸によるたわみ方がだいぶ違うのは、ちょっと感覚的にはわかりづらいかもしれないが、剛体力学的にはこれも自明なことです。

鹿児島県の知事が、「女子に三角関数を教えて何なる」みたいな暴言をはいたらしいですが、マウンテンバイカーは、物理学、生理学、心理学などをしっかり学んでおいた方がいいと思いますね(笑)
by aero_boy | 2015-08-28 17:30 | サスペンション
あたらしいことは試してみないと気がすまないんで、しょうがないと言えばしょうがないが、謎バイクでのXC初戦は去年同様ぐだぐだでした(笑)
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リジッドフォークで腕サスやりながら、サドルのリモートを操作するのが至難の業でした。細かいアップダウンのあるクロカンコースだと、シフトレバーと同じぐらい押しやすい位置にリモートのボタンがないとダメですね。
おまけに、いままでRディレーラのスタビライザーをOFFのままでも、落ちなかったチェーンがチェーンリングから初めて脱落。Fサスが無いことがこんな所に影響するのは想像してなかった。途中で気づいてスタビライザーONにしたらその後落ちなかった。

しかし、登りでは去年よりマシだったのは確か。いろいろ煮詰めて士幌でリベンジを目指すことにした。なんとか「年寄りの冷水バイク」の汚名返上せねば(笑)
by aero_boy | 2014-05-29 00:25 | サスペンション

謎バイク試乗

リジッドフォークにドロッパシートポストの組み合わせという謎バイクで、いつもの林道を試乗してきた。
年に何十回と行く林道なので、バイクの挙動が判断しやすい。
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サドルを上げ過ぎると、ペダリングが難しくなるのもあるが、クロカンの場合、下りのテクニカルなセクションで体重移動も難しくなる。なので、最近は登り最適ポジションと思われる高さから、数ミリサドル高さを下げてあった。

ドロッパーポストを使えば、下りでは心置きなくサドルを下げられるので(100mm)、その心配がない。そこでポストを伸ばした登りポジションでも、いつもより数ミリ高くしてみた。

加えて、このカーボンリジッドフォークは、サスフォークより短いので、ハンドル高さがさがる。
サドルが上がって、ハンドルが下がるのだから、自分としてはかなり登り攻撃的なポジションとなった。

前後タイヤもいままで(前Ikon, 後ろGato)と換えたので(前ロケットロン、後アスペン)単純比較できないが、さすがに登りやすい。幅広リムの効果でタイヤがいつもより7mmほど(14%)太いので転がりがどうかなと危惧したが、むしろ転がりがよくなったように感じるから不思議。

リジッドフォークでサドル高めだと、下りでスピード出すのがちょっと怖くなるのだが、そこは100mmドロッパーの出番。太いフロントタイヤ(1.4気圧)と相まって下りが楽しい。

この謎バイクは、かなり気に入ったかも。
by aero_boy | 2014-05-23 22:17 | サスペンション
固い尻尾もいいけど、とうとうRサスにも手を出すことにしてみた。
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いじり方がわからん(汗)
とりあず、空気圧はそのままの150psi。

フレーム溶接跡が綺麗に処理されて、なめらかな表面もすきですが、このフレームみたいに、溶接跡そのまま残っているのも、「がっつり溶接されてるな〜」って感じが出ていて、これはこれで嫌いではない。

Rサスのメジャーな機構としては、サスがJET9みたいに縦に付いてるタイプと、このフレーム見たいに横向きなのと2種類ある。ちょっと調べたが、どっちがどうなのか、メリット、デメリットがよくわからん(笑)数としては、前者の縦のタイプが多いみたい。で、へそ曲がり発動。横のタイプにしてみた。まあ、XCオリンピック金メダルも、このタイプが取ったことだし、それほど致命的にダメってこともなかろうということで、遊んでみることにした。
by aero_boy | 2012-10-03 12:32 | サスペンション

Rock shox の29er用Fサス2012

Rock Shox SID 29 2012出ましたね。15mmアクスルで1559g。
2011モデルまで、9mmQRで、あの細いLower Legのアーチでは、29erで使うにはちょっと不安だった。20mmアクスルはクロカンで使うにはハブとかも重くなるので、15mmアクスルのFOXを愛用してます。

RockShoxから15mmアクスルモデルが出たので、選択肢が増え、楽しい悩みも増えてしまいましたね〜(笑)
by aero_boy | 2011-05-26 23:01 | サスペンション
ソフト路線への変身の最終パーツ。Fox 32 F29 100 QR15. 
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このFサスが到着と同時に、入院保険料の支払い通知も到着。Fサスで破産しなくてよかった〜(笑)
動きが超滑らか。参りましたって感じ。手首、指のしびれが相当緩和される期待大。空気圧、リバウンドはとりあえず送られてきたまんまで試乗。全然いじらなくてもいい感じなので、これからどういじるか逆に悩む。

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15mmアクスルです。9mmとの違いは、う〜ん、まだよく分かりません(汗)

ステカンを切ったら、重量1660gに。お〜、意外と軽いぜよ。(ちなみに、わたしは土佐弁ネイティブスピーカー)
by aero_boy | 2011-01-30 18:13 | サスペンション
軽量で気に入っていたManitou R7 MRD。動きとしては、問題ないのですが、ときどきカチカチと音がするので、気になっていました。

外は雪がどしどし降り積もる天気。今日はおとなしく室内でManitouのサスをオーバーホールに挑戦してみました。

最初の難関はアウターレッグ下にあるリバウンドのネジが外れません。
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7mmの六角レンチが必要。ところが7mmの六角レンチがない。あわててホームセンターに買いに走るも、いくらさがしても7mmの六角レンチが見つからない。セットになっているものでも、4,5,6,8,10mmのものばかりです。もしかして、7mmは特殊なのかな。

ボルトを連結する7mmのナットで代用してなんとか窮地を脱出しました。

エアスプリング側のボトムスペーサーらしきプラスチックのパーツが破損してました。
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たぶん、思いっきり底をついてしまった時の衝撃で割れたんでしょう。記憶にはないんですが。

これがなぞのカチカチ音の原因かな。まあ、そうでないとしても役にもたたないゴミをはさんんでおいても意味がないので、取っ払いました。いままでも、サス機能的には問題なかったですからね。また底をつかないように空気圧は高めに入れました。

ロワーレッグ以外の全パーツ。
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意外と点数少なく、噂のとおりシンプル。

組み立てには、ちょっとしたコツも有りましたが、二人で半日かかって組み上げました。
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動きは問題ないみたいです。
by aero_boy | 2011-01-16 23:00 | サスペンション
実はAir9につけてある黒いカーボンフォークはPAZさんのご厚意で借りているものです。自分が注文したのは、白地に黒(カーボン生地)のカラーリングのもの。
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生産が追いついていないらしく、1ヶ月待たされました。やっと到着。

やっぱり、性能、品質に加えてカラーリングとデザインも大事(笑)
今日は、もう交換する時間がないのが残念。

写真で気づいた人もいるかもしれませんが、下玉押しの厚さが10mmほどあるのがみそ。
PAZさんのおすすめで、すこしフロントを持ち上げるのが目的。ますますアップライトなポジションとヘッド角が少し寝る効果があります。どれだけその効果を感じることができるのか、フレームサイズがLで、すでにかなりアップライトになっているので、これ以上は必要ないような気もするが、まずは試してみます。
by aero_boy | 2010-04-09 22:28 | サスペンション
SID Team 32 (09)には、設定が可変な箇所が3箇所あります。エアサスの+側空気圧と−側空気圧、そしてリバウンドスピードです。説明書などによると、エアサスの空気圧は、わたしの体重(約60kg)ですと、+−の両側を90PSIほどにするのが妥当のようです。

+側の空気圧を相対的に低くすると、どんな乗り味になるのか知りたかったので,ササダの試走ですこし試行錯誤してみました。結論からさきにいいますと、よくわかりません(笑)。

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+側を80 → 70 → 60 PSI と落としていきましたが、少なくとも、ササダのコースでは、違いが今ひとつわからない。逆に言えば、+側60PSIまでおとしても、それほど問題なく使えてしまったということです。

ただ、とうぜんですが、サグ(沈み込み)が6〜7cmと大きく、なってしまい、よろしくないでしょうということで、+−両側80PSIにもどしました。

つぎにリバウンドスピードですが、こちらは結構変化を感じることができました。最速から最遅まで、いくつか試しましたが、最遅から2、3段戻したぐらいが、一番しっくりきました。おすかーさんからのアドバイス通りでしたね。SID Team 32のばあい、最遅にすると、リバウンドに10秒ぐらいかかるので、いくらなんでも、これは遅すぎるということで、2、3段分速くしてあります。それでも、グッと押し込むと、1.5〜2秒ぐらいかけて、モッサリもどります。こんなのでササダなら十分なんですね。
ちなみに、SID Team 32(09)の場合、リバウンドスピード調整ノブは17段の幅があります。つまり一番緩めた状態(下から見て反時計回りに回しきった状態)から数えて,14段目のリバウンドスピードということになります。

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この設定で、ササダは終わりました。つまり、空気圧+−両側80PSI、リバウンド14段目。後日、このまま小樽天狗山MTBコースで練習中、フロントが妙に弾みます。下手をすると、ちょっとしたウィリー状態に。FSのリバウンドを遅い状態(14段目)にしてあったのを思い出しました。そこからは勘で6段、つまり8段目まで戻し、いい感じで走れました。14段の中の8段目なので、ほぼ中間の状態ですね。そこからさらにリバウンドスピードを上げる実験はしませんでしたが,おそらく腕にかなりの振動がくると思われます。

ちなみに、この時はタイヤの空気圧も少し下げて、1.3気圧(前後チューブド)にしたので、リバウンドスピードだけの効果かどうか微妙なところは残っていますが。

まとまりなく書いてしまいましたが、まとめると、
ササダ
 FS:+−両側 80PSI, リバウンド 14段目
タイヤ:KENDA KLIMAX LIGHT 1.95、チューブレス、2.0気圧

天狗
FS:+−両側 80PSI, リバウンド 8段目
 タイヤ:KENDA KARMA 2.0 チューブド 1.3気圧

石狩耐久
 FS:+−両側 80PSI, リバウンド 8段目
タイヤ:KENDA KLIMAX LIGHT 1.95、チューブレス、2.0気圧

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石狩で,タイヤ空気圧を1.5まで下げると、けっこうドライだったあの路面でも、カーブ途中でリアが外側に流れるのを感じました。そもそも、ドライなんだから,空気圧は高めが正解ですよね。あとから考えると。

石狩では,リバウンドを調整するのを忘れましたが,14段目まで遅くした方がスムーズな乗り味だったもしれません。でも、8段目でも大きな問題は感じませんでした。あくまでもその程度の違いしか体感できませんでした。

こうして振り返ると、レース現場で、冷静な設定変更ができていませんね。
これからも、ちょくちょくイジって、経験を蓄積していきたいとおもっています。

以上、あくまでも素人の、極個人的経験に基ずく設定および感想ですので、その点ご留意ください。また、もっとこうした方がという、ご教示もよろしくおねがいいたします。

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by aero_boy | 2009-10-21 12:45 | サスペンション
いつも利用するCRCでサマーセールをやっているという情報をゲット。おどろきの価格でSID TEAMが売りに出ていたので、後先考えず注文しちゃってました。
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Rock Shox SID TEAM Dual Air Push Loc 2009 です。注文殺到だったのか、いまは普通な値段にもどってます。それでも日本で買うよりかなりやすいんですけどね。プロショップにたよらず、じぶんでメンテしていくんだという御覚悟のある方はどうぞいっちゃってください
ごく私的インプレッション。いいです(笑)。Manitou R7 MRD よりも200gほど重いのですが、その分安心の剛性感はたしかにあります。MRDだと飛ぶ気のおこらなかったDHコースのジャンプ台でナンチャッテジャンプをしてみましたが、難なく着地。まだ、ガレ場で試していませんが、安定感が増すことは間違いないでしょうね。小樽天狗山を早く走ってみたい。
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Push Loc も大いに使えそう。上りの苦手な私としては、援軍到来です。ちょっとロックが甘いですが、ワイヤーの調節がいまいちかもしれないので、要調整です。いままで、レッグ上のノブまで手を伸ばしてロックしようとして、転びそうになっていたのが、右手の親指一つでロック完了です。比較的フラットな登りなら、オフロードでもフロントロックした方が断然楽ちんです。

問題は、下りに入ったときにロック解除を忘れてしまうこと。すでに一度忘れてしまいゲレンデをDHしてしまいましたが、とりあえず事なきを得ています。解除忘れで故障が怖いという人もいますが、使わない限り忘れないようにはならないわけでして。
by aero_boy | 2009-09-07 08:09 | サスペンション

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by aero_boy