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カムイリンクスでスキー合宿

来週のHBC杯にそなえて、スキー合宿。さすがに1ヶ月全然スキーしないまま、次の大会に参加するというのも、あれだなということで、直前合宿。
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国体選手やマスターズの方々にまじって練習です。普通は大人にまじって子供が練習すると、コースがすごく掘れるので、子供は大変なんですが,カムイリンクスのバーンは比較的固くしまっていて滑りにくさはそれほどありません。それでも例年に比べると、柔らかいとのこと。
マスターズの方々は実力もまちまち、ラインもまちまちで、コースがまんべんなく削れていくので,意外と滑りやすかった。





子供たちも1ヶ月ぶりぐらいだったので、2日間かけてやっとスピードになれて、動きを思い出したという感じ。何度も何度も繰り返して、体に染み込ませていくのも一方法だが、しっかりと感覚を言語化して、意識を持った少ない練習のなかで動きを身につけていく。ただ単に「スキーの速い人」を目指すわけでは無いのだから、むしろこの方法の方がいいかもしれない。

ポール練習に関して苦労しているのは、なにを隠そうこのオヤジの方なのだが、今回の合宿では、「禍転じて福となす」を味わうことができた。MTBコース作りで雪かきのし過ぎか、腰の調子が本調子では無かった。だましだまし滑ったが、午後ポールに1本入ったら限界が来た。いわゆる「骨盤を立てる」と楽になるのは分かっていたので、やむなくコースを滑りながら骨盤を立ててみた。すると上半身の厚み一枚分ポジションが前に出たのか、しっかりとエッジに乗ってターン弧が描かれていく感覚がある。あとで、ビデオで自分の滑りを確認しても、明らかに今までと違うポジションで滑れていた。

今までは、「股関節を前に曲げる」、「お尻を下げないで前に乗る」という言葉を意識にもってポジションを改造しようとしていた。どうしても達成できずもがいていたが、「骨盤を立てる」という意識でいっきに変化が現れたかたち。同じことをやろうとしているのに、意識のもちかた次第で、こうも結果が変わってくる。

特に、いままで苦手にしていた、右ターンの方が上半身が前に出て、左足のかかとが上半身の後ろに来るかたちが辛うじてできてきた。半日にして得意ターンが右と左で逆転。20年以上スキーをしてきて、こんなことがあるんですね(笑)

あとは、ターン後半のローテーションを止めなきゃいけないが、しばらくは、骨盤を立てて外足のかかとを後ろに残す感覚を大事に滑ることに専念しよう。

by aero_boy | 2010-02-01 07:12