試そうと思ったら、試されたのは
自分の方でした。
舌好調の南風店主さんの説明によると、Made in England にこだわっているブロンプトンは、シマノなどの汎用パーツは一切つかっていないとのこと。それぞれのパーツ構成が、折りたたみのコンパクトさと、走りの快適さのバランスを追求して、50年近くの年月の中で考えぬかれ、そして実際に試されてきたもの。
ということで、サドルの高さだけ調整して、その完成度を試そうと、走って見ました。お天気も良さそうだったので、室蘭本線沿線を岩見沢に向かい、ギブアップの時点で速攻で輪行に切り替える作戦。
目標を宝水ワイナリーとさだめて、Pocket Earthでルートを作ってみると136km。もしかしたら、なんとかたどり着けるかもしれない微妙な長距離です。
苫小牧までの50kmは、キラキラ輝く海をみながら快調にすすみましたが、234号に入るとトラックやらタンクローリやらがやたらと多い真っ直ぐな道。それでも100kmまでは楽しめました。
栗山町を超えてからはグダグダになりながらもなんとかワイナリーに到着。あとでログを見てみると140kmも走ってました。
ログには8時間22分とありますが、到着後、放心状態でログの終了をわすれたため長めにでています。コンビニ休憩なども除けば、じっさいに走ったのは6時間ぐらいでした。
もちろん小径車なので、路面の穴ボコや砂利は気になりますが、想像以上に快適なロングライドになりました。BROMPTONくんのほうは、140km程度ではビクリともしておりません。Made in Englandの完成度の高さをためすつもりが、試されたのは自分の脚だったかも(汗)
ワイナリオーナーさんの特別のお計らいで、2015産の葡萄(シャルドネ?)を絞るところをみせてもらえました。
圧搾機で絞り始めにでる葡萄果汁、つまり一番搾りは、完熟している部分のみからの果汁が出ており、未熟な部分や皮や枝の部分の味が一切出ていないそうです。葡萄自体はすこし酸っぱみがありましたが、一番搾りの果汁はものすごく甘みがありました。発酵させてワインになったものは、人気が高く予約しないと手に入らないそうです。
by aero_boy | 2015-09-24 21:29 | BROMPTON S6L