熊本が大変なことになっていますね.
太平洋プレートがユーラシアプレートの下へ潜り込む,そのときできる「シワ」が日本列島なので,地球上の他の地域より,地震が多いのは,宿命といえるでしょう.
わたしもご多分にもれず,何事もない平和な日々を暮らしていて,ふと被災地のことが頭をよぎって,どうも気持ちが落ち着きません.
物資や義援金が滞って,迅速に被災地や被災者にとどいていない,というニュースやらブログやらSNSやらが,目に飛び込んできます.義援金もすでに500億円をこえたとか.金はまだ腐らないからいいですが,食料なんかが届かないので腐るのもなんだかいやな気分ですね.
地域の行政などは,被災などの緊急事態を基準にして業務システムや人員を配置しているわけではないのですから,ことが起こってから急に金や物資を流しこんでも,滞るのは当たり前の話です.
マスメディアは,被災地の悲惨な状況やら,滞った物資やらを映して危機感を煽ったほうが,視聴率が上がるのでしょうから,またそれもそういう商売.それを批判しているのを聞くと「じゃ見なきゃいいでしょ(笑)」と言いたくなります.見るからますますメディアは悲惨さを煽るんですよ.
わたしは今回,義援金に寄付していません.
毎月一定金額を
国境なき医師団に寄付しています.ま,分相応の金額ではございますが.
毎月の一定金額の寄附に支えられているからこそ,迅速に救援活動を開始出来るのでしょうね.そして,地震,飢餓,紛争などで悲惨な状況に有る地域は,熊本以外にも山ほど有るわけですから.
すでに現地に10名ほどが入って活動しているようですね.
そのことを知って,すくなくともわたしの心は落ち着きを少し取り戻せました.